住宅ローンの借り換え
2021/01/8
今日は不動産登記の申請で
同一不動産名義の方の「抵当権の抹消」と「抵当権の設定」を行いました。
いわゆる住宅ローンの借り換えによって生じた登記手続きになります。
この「住宅ローンの借り換え」とは、今現在毎月返済を行っている住宅ローンに代わって、より金利の低い住宅ローンを新規で借り、現在の住宅ローンは一括返済して終わらせてしまうことを言います。
新たに借り入れることで「抵当権の設定登記」が行われ
既存の住宅ローンを返済することで「抵当権の抹消登記」が行われるわけです。
この住宅ローンの借り換えですが、何のために行われているのかというと・・・
もっぱら毎月の返済額を減らすために行われています。
なら大変お得な話!なんだけど、注意すべき点もあります。
まず、新しい住宅ローンの契約先(主に金融機関だと思います)で新規の手続きが必要になります。
ローンの審査も一から行う必要があるし、契約時に諸経費が発生します。(金融機関への保証料・司法書士への報酬など)
更には
既存の住宅ローン→固定金利
新規の住宅ローン→変動金利
などの場合、金利上昇のリスクを負うことにもなるので、むやみに目先の金利だけに捕らわれず、是非ぜひ長期的な視点でこの「住宅ローンの借り換え」を検討してみる必要があるのではないでしょうか?
その他、ご不明な点などもあれば、是非お問い合わせいただければと思います。